2007年01月15日

あるある大辞典の納豆特集で全国の小売店が納豆品薄状態

フジ系列で「ダイエット効果」、納豆需要が急増・品薄

 7日夜のテレビ番組で、「ダイエット効果がある」と取り上げられた納豆の売り上げが急増し、全国の小売店で品薄状態になっている。

 放送翌日には品切れ店が続出、全国の納豆生産量の約5割を占めるとされる茨城県では中小メーカーにも新たな注文が舞い込み、増産に追われている。

 番組はフジテレビ系列の「発掘!あるある大事典(2)」。「朝晩に1パックずつ納豆を食べると効果的」などと紹介した。

 「おかめ納豆」で知られる最大手のタカノフーズ(茨城県小美玉市)や「金のつぶ」シリーズのミツカン(愛知県半田市)には、放送後、通常の倍以上の注文が殺到。両社は11日付の各紙朝刊に品薄をわびる広告を掲載した。

 注文は中小メーカーにも。「昔ながらの納豆屋さん」を製造するオーサト(茨城県取手市)では、9日から注文が1・5倍に増加。10日には在庫がなくなった。

 「だるま納豆」のだるま食品(水戸市)にも取引がなかったスーパーなどからも注文がきており、高野正巳社長は「40年近く仕事をしているが、こんなことは初めて」という。

 全国納豆協同組合連合会(東京)は「以前も納豆がテレビで取り上げられ、売り上げが伸びたが、1〜2週間で元に戻ってしまった。今回は影響が続けばいいが……」と願っていた。

 納豆など発酵食品に関する著作のある小泉武夫・東京農大教授は、「健康志向の高まりで、食品がメディアに登場すると消費者が簡単に左右される傾向が強まっている。根拠があいまいな情報が流されることもあり、消費者も慎重になる必要がある」と話している。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 本当に売り切れてました。日本人って馬鹿なんですかね。納豆が健康に良いというのは常識だと思っていましたが、何故番組を見て買いに走るのかが分かりません。むしろ常食するものでしょう、納豆って。おいしいですし。メディアに惑わされず、昔からある和食をたしなんでいれば健康にもダイエットにも有効ですよ。ジャンクフードみたいなカロリーこってり食ばかり食べていれば太るのは当然です。

 あるある大辞典の「嘘」はこちらを御覧下さい。

「納豆で血液サラサラ」は嘘 「あるある大辞典」とNHKのトリック

関連
医学処 納豆を食べればコレステロールが減る
医学処 インドネシア伝統食「テンペ」に、糖尿病や動脈硬化を予防する効果あり
医学処 妊婦や子供には大豆イソフラボンを摂らせすぎないほうが良い
広告
posted by さじ at 01:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 内分
この記事へのコメント
前に納豆のところで、似たような内容をやっていたんですけどね。
ダイエットってタイトルになった途端に、突然人気が出たみたいですね。
バカですね、日本人って。
Posted by Dr. I at 2007年01月16日 23:46
メディアに惑わされず、常識とされている食生活を実行してもらいたいものですね。塩分、カロリーなど、納豆以上に気をつけて摂取しなきゃいけないものを、何故か無視していますから。本気で健康のことを考えていないんでしょうかね。
Posted by さじ at 2007年01月19日 20:58
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック