2007年01月13日

岩手県遠野市に来てくれる医師には、馬をプレゼントします。

赴任特典は「馬」 医師確保へ“奇策” 遠野市

 当地に赴任した医師には馬を1頭プレゼントします―。岩手県遠野市は新年度、土地柄を生かした「特典」を盛り込んだ医師確保策に乗り出す。開業医も含めて市内に産婦人科医はゼロで、核になる岩手県立遠野病院は診療科の3分の1が非常勤対応。家庭菜園の無償提供なども盛り込み、「危機を乗り切るためには独自のアイデアが必要」と必死の取り組み姿勢を訴えている。

 10日の記者会見で本田敏秋市長が発表した。同日付で市役所に5人体制(専任2人)の「市民医療整備室」を新設。新年度事業として、(1)開業費助成による開業医の誘致(2)特典や環境整備による県立遠野病院勤務医の誘致―に取り組む。

 開業助成は、新規開業する医師(歯科医は除く)が対象で、2000万円を上限として助成する。生活の本拠地を遠野市とし、10年以上診療することが条件。10年未満で撤退した場合は、期間に応じて助成金を返還してもらう。

 勤務医誘致は、暮らしのバックアップを柱に据えた。古くから馬産地として栄えた遠野は「馬の里」として知られ、乗馬牧場もあることから、希望する勤務医に乗用馬をプレゼントし、癒やしに活用してもらう

 家庭菜園も無償貸与するほか、勤務医の公舎を地元ケーブルテレビが見られ、インターネットに接続できる環境に整える費用を補助する。

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 ユニークな発想ですね。しかし馬をプレゼントとは。これ、結構喜ぶ人多いんじゃないでしょうか。自分だけの馬を持てるのってかなり楽しいと思いますが。

 こう、独自の発想で医者を確保しようとする姿勢はとてもいいですね。医者が不足していますから、医者側も、そして地方側も、仲良くしようという姿勢がないとやっていけません。

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posted by さじ at 14:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | NEWS
この記事へのコメント
馬の世話する時間も確保してくれんのかね?貰われるお馬さんもお医者さんも幸せになれる生活保障がひつようではないかしらん。
Posted by at 2007年03月10日 23:14
馬の産地ということなんで、おそらく馬主と同じようなシステムではないでしょうかね。世話は市と契約した育成場でやってくれるのでは?さすがに医者には馬の世話をする時間はないでしょうからね。お医者さんの生活保障、同意ですw。それがないとやってけませんものね。
Posted by さじ at 2007年03月12日 13:11
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