2007年01月11日

高麗人参の成分量は商品によって極端にばらつきがあるので注意

高麗人参商品、成分量にばらつき 国民生活センター調べ

 高麗人参を原料とする健康食品にご注意――。国民生活センターは10日、滋養強壮の効果があるとされるドリンク剤や錠剤などで、1日の摂取量を守っても下痢や発疹がでる恐れがあるとして注意を呼びかけた。有効成分の量が商品によって極端なバラつきがあり、多いものでは、医薬品を超えるものもあった。同センターは「少量から試してほしい」と話している。

 中国や朝鮮半島が原産の高麗人参は、滋養強壮、血圧調整などの効果があるとされ、医薬品だけでなく、健康食品にも含まれている。

 しかし、ここ数年で利用者からの苦情も増えている。同センターによると、01年4月から06年11月までで、全国の消費生活センターに1497件の苦情があった。うち発疹や下痢などの症状が出たというケースも103件あった。

 そこで国民生活センターは、1万円以下の高麗人参の健康食品(エキス、顆粒、錠剤)18銘柄について商品テストをした。その結果、高麗人参の有効成分であるジンセノサイドの量が、医薬品より多く含まれた健康食品があった。全くこの成分が含まれない銘柄も一つあった。

 ジンセノサイドなど高麗人参の有効成分を多量にとると、下痢や発疹などの副作用が出る可能性がある。同センターは業界に対し有効成分量の表示について、統一の規格をつくるよう要望した。

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 怖いですね。効果はあるのですが、どれだけ飲めばいいかわからないというのは。

 健康食品はほんと、気休め程度の意味で飲んで、その量も気休め程度でいいと思います。逆に過剰摂取しすぎて体がボロボロになっても馬鹿馬鹿しいでしょう。

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posted by さじ at 01:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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