2007年01月07日

無菌の氷を溶かした南極の浴槽でもレジオネラ菌は繁殖していた

“無菌”の南極でレジオネラ菌繁殖…隊員に付着か

 無菌状態に近い雪や氷を解かした水を使っている南極の浴槽にも、重い肺炎を引き起こすレジオネラ菌が繁殖していることが、日本の南極観測隊医療班の調査でわかった。

 酷寒の地での繁殖事例が確認されたことで、菌のしぶとさが浮かび上がった形だ。

 レジオネラ菌は循環式浴槽など水が停滞する場所で増えやすく、抵抗力が弱い高齢者や乳幼児が感染すると、重い肺炎を発症して死亡する場合もある。水が貴重な南極では、浴槽はお湯をろ過して使う循環式を利用しており、衛生状態確認のため、医療班が1998〜2003年に昭和基地とドームふじ基地の浴槽の水やフィルターなどを日本に持ち帰って調べた。

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 無菌の水からでも適温で循環させればレジオネラ菌が繁殖してしまう、と。まぁ菌なんて人間のいるところならどこにでもいますからね。

 いまふと思い出しましたが、昔日本のどっかのケチ家族の特集で、数十年間風呂の水を変えないというのがありました。水はもう赤く濁ってて、それでも大丈夫だと水を変えなかったんですが、あの一家の母親が高齢になったとき、レジオネラ菌に感染して肺炎を起こしたりしないですかね。

関連:腐葉土の中のレジオネラ菌によるレジオネラ肺炎にご注意
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posted by さじ at 02:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染
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