2012年12月19日

免疫異常による慢性疲労症候群、アセチルコリンが関与していた

慢性疲労症候群、免疫異常で発症 神戸の理研解明

 原因不明の強い疲労感が半年以上続く「慢性疲労症候群」が免疫系の異常で発症する仕組みを、理化学研究所分子イメージング科学研究センター(神戸市中央区)などのグループが解明し、12日の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。血液中にできた抗体が脳の神経伝達機能を低下させるといい、同症候群の客観的な診断や治療につながることが期待される。

 慢性疲労症候群は、感染症やストレスなどが引き金となり、「疲れが取れない」と脳が認知するために起こるとされる。患者のほぼ半数では、細胞などと結合する自己抗体が血液中にでき、自分の細胞を誤って攻撃する免疫異常が起きるが、詳しい発症の仕組みは未解明だった。

 グループは自己抗体がある患者5人と、自己抗体がなく健康な11人の脳を陽電子放射断層撮影装置(PET)で検査。認知に関わる神経伝達物質「アセチルコリン」を脳細胞で受け取るタンパク質(受容体)の量が、患者は健康な人に比べて最大約25%少ないことを突き止めた。抗体がタンパク質に結合し、神経の伝達機能を低下させて、認知機能や集中力が弱まると考えられるという。

 同センターの水野敬研究員は「抗体を減らしたり、アセチルコリンの働きを高めたりすることが治療につながるかもしれない」と話している。



 原因不明の疾患ですが、診断や治療などの領域で少しずつ解明されてきているようです。

 今までは、本人が疲労を感じるということで診断されていることが多かったでしょうけれども、これで原因の特定と、そしてアセチルコリン系の調整で何とかなるのかも。
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posted by さじ at 04:17 | Comment(4) | 内分
この記事へのコメント
先日、テンシロンテスト陽性アイスパックテスト陽性結果が出た慢性疲労症候群患者です。
眼瞼下垂に全身症状が、とくに過労時に顕著に出ます。
最近の報告でメタボローム解析からアセチルカルニチンというアセチルコリンを作る材料になる物質が不足気味であることがわかってきたそうで、これ抗酸化物質であり、私は海外輸入でこの成分をサプリメントで摂取しています。
その他抗酸化に関わるサプリメントを血液検査から処方いただき、疲労の根元であるATP不足を補う治療とゆるやかな生活から過労を回避して、重症筋無力症症状を軽減しています。

このお話を地元の総合病院でお話ししたところ、私を無視して知識が無い親に話しかけることでろくな検査も行わず診断を進められ、テンシロンテストが受けられませんでしたが、先日他県で再検査でき、ようやくアセチルコリンの働きがおもわしくない事実を確認できました。
アセチルコリン受容体が少ないことと、アセチルコリンの合成不足が過労で起こると顔面も瞼も口角も重く、息苦しく、伏せないとおれない状態ほかの症状が出ます。
誤嚥や構音障害も出ていました。

人によりけり、熊本大学などgAchR抗体だったか(?)
特殊な抗体が出る方もあるなど、医師の理解と協力さえあればきちんと心理の追求ができることを知り驚いています。
私の場合は差別から医療いじめにあったのだと確信できました。
厚生労働省の重症筋無力症の拠点病院がある神経内科関係の医師でしたが、専門外だったのかひどいめにあいました。

やはり、きちんと先進的な海外の医療情報を確認して受診する医師を選ばないといけないのだとつくづくこの記事を拝読して思い知らされました。

医師の誤診はちっとも恥ずかしいことでも蔑むべきことでもありませんが、真摯に患者に向き合う姿勢が医学研究に欠かせない要素だと思いました。
私は全くそれに恵まれませんが、ここに書き込むことで、同じ差別同じ苦しみを受ける患者さんが減り、心ならずも才能を発揮することができないお医者様がいなくなることを祈ります。
医は仁術という言葉が伝え続けられる重みをひしひしと感じます。


Posted by niko at 2016年06月07日 17:26
こちらのブログ主様のように、情報提供者様の存在は大変ありがたく、御礼申し上げます。
Posted by niko at 2016年06月07日 17:28
追記

世にいう「化学物質過敏症」という症状もありますが、栄養治療をした現在、栄養素不足からのブチリルコリン関係で起こると思われる物質代謝障害が起こりにくくなりました。
薬学関係をたどって調べました。
心ある医療関係者の方で研究を進めてほしいと願います。
また、過度の化学物質過敏は胃腸虚弱など栄養摂取障害から重症度が分かれるようです。
私は自閉スペクトラムで代謝上の問題や、生来の身体機能の脆弱性があるため治療が難しいですが、確かに寝たきり認知症で意識も廃人同然になりかけましたが、代謝栄養素を血液検査から見直していただいたところ、生活習慣病の改善も含め、有機溶剤過敏からの中毒症状が起こりにくくなりました。

他県への専門医受診で家族の誤解が解け、家族に家事面の無理解からの酷使がなくなり、重症筋無力症症状が顕著に出ることが少なくなりました。
今後は勉強し過ぎでロコモにならないようバランスよく前向きに生きます。
理解を深めようとご尽力くださるすべての方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。


Posted by niko at 2016年06月07日 17:47
真の患者から見ると、付け焼き刃の知識による患者のナリスマシとしか思えないコメントが書かれている。
ネットにそうした患者のナリスマシによる、間違った知識や症状等の拡散が昨今とても増えていて心配に思います。
Posted by at 2016年09月20日 21:06
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