2006年12月31日

海外旅行シーズンのため、狂犬病ワクチンが全国的に不足

狂犬病ワクチン足りない! 予防接種中止の病院続出

 36年ぶりに、国内で死者が出た狂犬病のワクチンが全国的に不足し、予防接種を一時的に取りやめる病院が続出している。フィリピンに滞在した2人が11〜12月、狂犬病にかかって亡くなり、年末年始の海外旅行シーズンを前に接種する人が増えているためだ。予防用は1カ月前から最低2回打つ必要がある。ワクチンは治療にも使うが、治療開始時期が生死を分ける。専門家は「接種していなくても海外で犬やコウモリにかまれたら、すぐに現地の病院で治療すれば大事に至ることはほとんどない」という。

 「渡航前接種の増加により、ワクチンの在庫が無くなりました」

 成田空港検疫所は27日、新たに入荷する2月上旬まで、ワクチン接種を一時的に中止するお知らせをホームページに載せた。治療に使う緊急用は確保しているが、医師の診断が必要だ。

 長崎大学病院の海外旅行外来でも、今月中旬から新規のワクチン接種を取りやめた。

 「インドネシアに社員20人が行くので事前に打っていきたい」との相談もあったが断った。宮城啓医師は「もし犬にかまれたら、傷口を洗い流して早めにワクチンを打てればまず大丈夫。現地では外国人がかかる医療機関をあらかじめ探しておいてほしい」と説明している。

 仙台検疫所では接種希望者に、「現地で動物をいじったり、大病院から遠い地方に行ったりしない限り、通常の短期の旅行で接種は必要ない」と説明、必要最小限しか接種していないという。

 予防接種を見合わせる病院は北海道や東京、大阪などでも出ている。長年、患者の発生がなく、供給が少なかったところに、急に需要が増えたため、ワクチンが不足したとみられる。

 狂犬病は発症すると、致死率がほぼ100%。潜伏期は通常1〜3カ月で、高熱やまひ、水や風を怖がるなどの症状が出る。予防用ワクチンは1カ月あけて2回、6〜12カ月後に3回目を打つ。かまれた後のワクチンは発症を抑える効果があり、予防用接種者は最低2回、未接種者は6回打つ必要がある。

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 現地でうてば大丈夫なようです……って言っても、例えば現地でコウモリにかまれたとして、現地の病院に行きますかね?消極的な日本人が。まあおそらくスルーしてしまうのではないでしょうか。ワクチンが足りないのは仕方のないことなんで…今までみんな打たなかったわけだし。

 いやいや、実際、今年ほど狂犬病が取り上げられた年はなかったのではないかと思うぐらいです。来年も海外へ行く方は注意してくださいね。

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posted by さじ at 22:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染
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