水戸済生会総合病院(水戸市)で2004年、難度の高い心臓手術「ロス手術」を受けた石津圭一郎さん(当時18歳)(茨城県鉾田市)が、手術の2日後に死亡した問題で、圭一郎さんの両親が27日、同病院を運営する社会福祉法人と執刀医(44)を相手取り、約1億1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
ロス手術は、患者本人の肺動脈弁を大動脈弁に移植し、肺動脈弁があった場所には人工血管などを縫いつける高難度の手術。圭一郎さんは、「大動脈弁閉鎖不全症」のために04年7月にロス手術を受け、多臓器不全で死亡した。
訴状では、執刀医がサイズの合わない人工血管を無理に縫合したほか、手術の危険性を十分説明しなかったなどと指摘している。
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続報です。やはり提訴に踏み切りましたか。まあ当然だと思います。詳細については以下の医学処ニュースをご覧下さい。
下手な外科医が難度の高い手術に挑み18歳男性を殺す