中国紙北京晨報の29日付の報道によれば、北京市の南苑路交差点で28日午前、交通事故が発生し、3人が負傷した。救急車がサイレンを鳴らしながら現場にかけつけようとしたが、道を譲る車両は少なく、結局、救急車は警察に助けを求め、警察の先導でバス専用道路を通り、現場に到着した。通常であれば7分間で着く距離が40分もかかったという。
救急車に道を譲らないという現象は中国で広くみられ、治療が遅れたことで負傷者が死に至るケースも珍しくない。
救急車に道を譲らないことは「赤信号を守らない」ことと同様、「中国的特色」となってしまった。ではなぜ、譲らないのか。「他人のために自分の時間を無駄にしたくない」という気持ちがあるほか、特権の氾濫によって救急車のような緊急車両を尊重する気持ちがそがれていることも原因だろう。
日本も人のこといえねーから!!
あのー、日本の、東京の、救急車に対する意識の酷さは凄いですよ。多分日本最下層レベル。電車で優先席がーとか、障害者にどうとかーっていう以前のモラルの低下が著しい。だって救急車ですよ。優先順位的には、道路に存在するもので最優先されるものですよ。
なのに。東京都民は、避けない。車に乗ってるバカは交差点で端に寄らないし、歩行者は救急車が来てる青信号を走って渡る。バカすぎますよね。めちゃくちゃ頑丈な車両にして、他の車にぶつけてもいいようにするとか、歩行者は止まらなかったほうが悪いみたいなシステムにしないといけないのかってぐらい酷い。
この前あのー、救急車乗ったんですけど、東京の六本木近辺の人間のゴミさったらなかった。救急車が止まるんですよ、ピーポー鳴らしてんのに、人が邪魔で。ありえないですわ。
「この人たちは何で存在してるんだろう・・・?何?有機物?いや・・・」って思いながら、なんかすっごく救急隊の皆さんに申し訳ない気持ちになった。嫌な顔せず患者を搬送し続けていて、現場の方々は本当に尊敬できる。ああいうバカたちはさ、自分の家族が救急車で搬送されてるとき、フロントガラスから街の光景みてみるといいよ。お前らの家族の命を奪おうとしてんのは、他ならぬ街のお前らだから。救急車の邪魔するぐらいなら車ごと東京湾に沈んでほしい。
ちょっと前に、あのー、御茶ノ水っていうところあるんですけど、駅前に、東京医科歯科大学病院と順天堂大学病院が併設されてて、資源の無駄というか、併設していても患者にとってあんまりメリットがないというか、簡単に言ってしまうとバカじゃねーのと、どうせなら医療機関の少ないところに作れよ、と思ってるところがあるんですけども。そこの前の交差点が、まあ救急車びゅんびゅん来るんですわ。で、そこの学生だろうと思われるような若者の集団がね、病院から出てきて、上に書いたような「救急車が来るから横断歩道を渡る」行為をしてて。
救急車、人が渡ってたら、いつも以上に減速するからね。だいぶ遠いところから救急車、通りますんでってアナウンスしながら減速してた。なのにあのバカたちは、「救急車が来るから渡ろう」と思って急いで渡って御茶ノ水駅まで行こうとするんですわ。救急車もうすぐそこなのに。
自分たちのほうが優先ですかね。何で譲れないんだろう?あそこの交差点、救急車が来たら人間を通れなくする工夫みたいのできないんだろうか。・・・なんかこういう対策を考えてる時点で、日本人が他の国より誇りとしていたもんが失われてるんだなぁと思う。謙虚ってどこ行ったのかね。
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まず、東京医科歯科大学病院、順天堂大学病院て医療機関は存在しないし、御茶ノ水駅前に東京医科歯科大学と順天堂大学の2つが併設医療機関もない。
あるのは東京医科歯科大学歯学部附属病院(国立(1928年(昭和3年)開院)、東京医科歯科大学医学部附属病院(国立(1944年(昭和19年)開院)、順天堂大学医学部附属順天堂医院(私立(国の基準だと病院だけど、開院以来、医院名称を使用している為、医院基準でなくなっても、改名せず一貫使用)1873年(明治6年)開院、1875年(明治8年)現地移転。)
で、それぞれの医療機関は普通の医療機関でなく、附属大学の教育や研究も兼ねている特殊な医療機関。