2006年12月27日

無過失補償制度を患者のための制度と位置づけるように求める

「患者のための制度設計を」=無過失補償で弁護士団体

 分娩時の事故で医師の過失が明らかでない場合、補償金を支払う「無過失補償制度」について、医療過誤訴訟に取り組む弁護士らによる「医療事故情報センター」(柴田義朗理事長)は27日、患者のための制度として明確に位置付けるよう求める意見書を公表した。制度の枠組みをつくった自民党あてに同日までに郵送、日本医師会や厚生労働省にも提出する予定。 

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 正直、無理でしょうそれは。制度の性質上、医師を守ること主体であるのは明らかです。患者のための制度といっても、何で自然に起こる分娩時の脳内出血に数千万の補填をしなければいけないのか、理解に苦しむところが実情です。患者のために行えるのは、医師の過失が明らかな場合においてのみではないでしょうか。かわいそうだから数千万払います、という制度にしてしまうのは何かおかしいと思います。

 詳しくは下記を御覧下さい。

医学処 医師の過失がなくても脳性麻痺となった場合には補償します
医学処 医師に過失がなくても出産時の事故を補填する制度
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posted by さじ at 17:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生殖
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