東京都江戸川区の江戸川病院で昨秋、生体腎移植を受けた60代男性が手術から約10日後に死亡していたことが分かった。家族から調査を求められた日本移植学会は今年8月、病院に対して原因が判明するまで腎移植を中止するよう勧告した。勧告に拘束力はないが、極めて異例の措置だという。病院側は調査委員会を立ち上げた。
遺族から連絡を受けた警視庁が遺体を司法解剖した結果、死因は「肺空気塞栓」と判明。同庁が業務上過失致死容疑で調べている。
患者側の弁護士らによると、男性は慢性腎不全で、親族から腎臓を提供された後に死亡した。患者の体内に入れていたカテーテル(管)の手術後の処置が原因の可能性があり、患者側弁護士は「血管に空気が入るミスがあり空気塞栓で死亡した」と説明している。
手術の腕によるものではないと思いますが・・・。
ですが手術ってのは色々なものを加味してのもの。それは麻酔だけでなく術前の評価や術後の管理も含みます。その一連の流れができないならそれは見直されるべきですからね、前後も含め徹底してやって、改善に繋げていただきたいと思います。