教育シンクタンク「ベネッセ教育開発センター」(東京)が全国の小・中・高校生に行った「学習に関する意識実態調査」で「家庭でほとんど勉強しない」と答えた高校生が4割近くに増えていることが11日、明らかになった。小・中学生は家庭での学習時間が延びていたが、成績上位者とそうでない層の学習時間の差は、広がっていた。
調査は6月と7月に全国の小学生2736人、中学生2371人、高校生4464人に学校を通じて実施。平成2年、8年、13年に行った同じ調査の結果と比較した。
「家庭での学習頻度」を見ると、週に6〜7日勉強すると答えた中学生が前回(13年)の18.7%から28.5%と急増。ところが、高校生では「家ではほとんど勉強しない」が前回の23.1%から27.9%に、「週に1日くらい」も8.8%から9.9%になっており、全体の4割近くが家庭でほとんど勉強しなかった。1日の平均学習時間は小学生が前回の71.5分から81.5分と延び、中学生も80.3分から87分に延びたが、高校生は70.5分でほぼ横ばい。「ほとんど勉強しない」は前回22.8%から24.3%に増え、「約30分」と答えたのも14.3%から15.2%に増えた。
成績上位者とそうでない児童生徒に分けて家庭での学習時間を見ると、小学生上位者は前回平均の88.1分から105.6分と17.5分増えたが、下位は56.5分から61.9分と5分程度にとどまった。中学生も成績上位者ほど学習時間が大きく増え、下位層はほぼ横ばいとなった。
高校生では平成2年の調査と比べ、どの層も学習時間が減った。しかし、在籍校の「偏差値」との関係を見ると、「偏差値55」を境に、これを上回る上位者層は落ち込みが少なく、それ以外の高校に在学する生徒は学習離れの傾向がみられるなど、違いがみられた。小学生の調査では付属中学や中高一貫など、中学受験を希望する児童が全体の23.5%と増加傾向で、特に大都市では37.7%と4割近くを占めた。
児童生徒の価値観では「日本は努力すれば報われる社会だ」を肯定したのは小学生68.5%、中学生54.3%と徐々に下がり、高校生は45.3%だった。
「お金がたくさんあると幸せになれる」は小学生46.1%、中学生56.1%と徐々に伸び、高校生では62.7%が肯定していた。
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お金が沢山あれば幸せになれると思っている人は、不幸だと思いますけどね。
私自身家で勉強するタイプではないので何ともいえないのですが。大学でやりたいことがないなら、高校は別に勉強しなくてもいいとは思いますし。でも小中学校の勉強(義務教育)は、意味のあることですからね。算数なんて論理的思考力の最たるものでしょう。
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高校生ですが勉強は嫌いじゃないですし。
最近遺伝子関係に興味がわいてきました。
やっぱ勉強しとくといざというときに「あ!これがしたい
ここにいきたい!」ってなった時、偏差値的に無理とか
悲しいですしね笑。周りでそんなやってる人は少ないですが。
お金は多いほうがいいのでは?
お金なんかいらない。なんていうのは理想というよりも妄想でしょう。貨幣は人間が造った偉大な発明の一つ。価値と価値を
交換するもの。いろんな価値を手に入れられるならあればあるほどいいと思います
遺伝子関連に興味があるということで、高校生の段階でそういった専門分野に興味を抱けるというのは幸せなことだと思います。周りの人が勉強していないのは、そういう興味を見つけられないからじゃないですかね。それでも、何の疑問も抱かず強制的に勉強させられている人よりもマシなのかもしれません。
私はお金がいらないと言っているわけではなく、お金があっても幸せになれるわけではないということを言いたいのです。ニュアンスの違い、分かりますよね?
学校での勉強だけでなく、何でもいいです、映画でも、娯楽的な小説でも。それらを積み重ねることで、自分の視野を広げ、考え方もより多様になってきます。
ポイントとなるのは他者の意見を無下に否定しないことと、自分の意見を再考することです。今胸に抱いている知的好奇心を最大限に広げて、将来に繋げて下さい。応援しています。