2006年12月08日

医療機関を渡り歩く「がん難民」が、全体の過半数を占める

「がん難民」患者の53%・68万人

 民間研究機関「日本医療政策機構」は7日、自分に合った治療を受けたいのに、適切な情報を得られなかったり、医療機関を渡り歩いたりする「がん難民」が、がん患者全体の53%を占め、日本全体で推計約68万人に上るとする調査結果を発表した。

 調査は、2005年、患者会などを通じて得た、がん患者1186人分のアンケート結果を分析した。それによると、最初にがん診断を受けた際の説明時間は、「がん難民」が平均19分だったのに対し、その他のがん患者は28分。「がん難民」は平均3・02か所の医療機関で受診していたが、その他のがん患者は1・95か所だった。

 また、「がん難民」が求める情報を複数回答で聞いたところ、「専門医の有無」(83%)、「医師ごとの疾病別の治療成績」(66%)などが多かった。

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 がんは一生に関わる病気ですからね…。しっかりとしたインフォームドコンセントを行っている医師が果たして何人いるのか。

 がんの治療は、全て取りきるというものだけではないはずです。がんとうまく付き合っていく、最良の死を迎えることも、治療であり、医師としてしなければならないことだと思います。痛みに耐えるだけが治療なのではありません。その人その人に合った「がんとの闘い方」が検討されなければ、がん難民は増えゆくばかりです。

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posted by さじ at 01:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | がん
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