脳卒中や糖尿病など生活習慣病を引き起こすメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防の大切さを訴えようと、厚生労働省の副大臣2人が、ダイエットに取り組む奮闘記「副大臣のメタボ退治」を、同省のホームページで4日から始めた。
同症候群は、予備軍を含め約2千万人といわれる「国民病」。厚労省の基準では腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上で、血中脂質、血圧、血糖が基準値を超えた人が該当する。予防には運動など生活改善が欠かせない。
武見敬三副大臣は腹囲100.5センチ、体重84キロ、石田祝稔副大臣は101.5センチ、88キロ。体形だけなら立派な該当者だ。最近、腹回りが気になり出した武見氏が、「立場上このままではまずい」と、石田氏に呼びかけたという。
2人は、管理栄養士の指導を受けながら、腹囲や体重、ウオーキングなどの運動量、甘味料や菓子の摂取量を毎日記録。HPは1週間ごとに更新する。半年後の「公約」は、武見氏が体重5キロ減、腹囲5センチ減、石田氏は6キロ減、6センチ減だ。
武見氏は「おいしい食べ物が大好きな私にとっては、大変厳しい努力が求められることになりそうだ」と気を引き締める。
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頑張れ。
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