2006年11月27日

慶應との差を縮めるために早稲田大学医学部誕生か。

どうする早稲田医大買収

 「私立の雄」慶応大学と、「薬科の名門」共立薬科大との合併劇。少子化の影響で07年度から「大学全入時代」がスタートするのを見越したM&Aだ。これで慶応が「総合大学」として競争力を強めたのは確実。

 そんな慶応の合併に、焦っているのが早稲田大学である。あっと驚く、医大との合併情報が流れている。

 「少子化の影響を受けているのは、早稲田も例外ではありません。89年に16万人いた志願者が、最近は10万人に激減している。さすがに定員割れはしないだろうが、国立大も含めた競争に危機感を持っているのは確かです。来年度からは、受験料の割引制度まで導入する。しかし、慶応が薬学部を抱えたことで、差が開いてしまうでしょう。起死回生策は、やはり医学部の新設です」(大学関係者)

 そこで、M&A先として浮上しているのが、名門「東京女子医大」だという。

 「早稲田と東京女子医大の組み合わせは最高です。キャンパスも同じ新宿区で徒歩圏内。すでに、一緒に国有地を買収したり、共同研究も行っている。早稲田が土地を貸しているリーガロイヤルホテル内の診療所の医師も、全員、東京女子医大から派遣されています」(事情通)

 早稲田と東京女子医大は「合併の予定はありません」(早大)、「共同研究しているため、そんな噂が出るのでしょうかね」(女子医大)と全面否定。しかし、早稲田が慶応に後れを取っているのは、医学部がないからだ。いずれ、医学部の新設に動くのではないか。

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 まあ、おそらく早稲田と女子医が合併することはありえないでしょうねぇ。早稲田ブランドが世の中でどう捉えられているのかは知りませんが、別に無理して総合大学にする必要もないですし。慶應と比べなくても、それぞれが別々の分野で活躍すればいいだけの話です。

関連:医学処 慶應大学と共立薬科大学が合併。慶應に薬学部が誕生か。
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posted by さじ at 08:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | 大学
この記事へのコメント
埼玉医大は日高に国際医療センターを二ヵ月後の4月から開設します。500床の病院で、大学の命運をかけて大金をつぎ込みます。以前早稲田が埼玉医大と城西歯科大学を買収しようとして失敗しました。日高の病院がこけたら財政的に埼玉医大は破産します。早稲田が買収する好機で場合によると埼玉医大の方からオファーがあるでしょう。丸木一族の手を離れて早稲田大学医学部誕生です。都合の良いことに所沢に早稲田のキャンパスがあるのです。偶然かな?
Posted by 埼玉医大 at 2007年02月04日 00:03
おおお……なんかしっくりと当てはまってしまいますね。もしかするともしかするかもしれないってことですが、どこまで計画的なことなのかは分かりません。分かりませんけど…すこしドキドキしますね。
Posted by さじ at 2007年02月05日 01:17
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