2006年11月17日

WHO曰く、ネットで販売される薬の半分は偽物。

<ネット薬販売>半分は偽物 WHO調査

 世界保健機関(WHO)は15日、インターネットを使って処方せんなしで不法に販売される医薬品の半分は、ニセ薬だという調査結果を明らかにした。新型インフルエンザ対策の切り札と期待される「タミフル」や勃起(ぼっき)不全治療薬「バイアグラ」など本来は処方せんが必要な薬を、処方せんなしで販売するようなサイトで安易に薬を購入することに警鐘を鳴らした形だ。

 WHOと経済協力開発機構(OECD)などの調査によると、中南米や東南アジア、アフリカの一部の国では病院や薬局に流通する薬の3割以上が有効成分が入っていない偽物。規制が厳しい先進国でのニセ薬混入率は1%以下だったが、会社の住所を明かしていないようなサイトで販売されている薬は半分以上がニセ薬だった。

 WHOによると、世界のニセ薬貿易は現在最大で年間350億ドル(約4兆1300億円)規模。有害な成分が含まれていて服用した患者が死亡したケースも報告されているという。

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 これの続報ですかね。
 医学処 ネットを通して売られる「偽薬」、4兆を越す巨大市場に

 怪しいサイトから怪しげな薬を買っても、効かないということです。日本は医療サービスが世界一充実している国なんですから、普通に病院に行ったほうがお得だと思うんですけどねぇ。破綻してるイギリスやアメリカなら分からんでもないんですが、わざわざリスクを冒すメリットがないと思います。


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posted by さじ at 02:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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