2006年11月16日

中国製の美白クリームに、基準の2万倍の水銀が含有

中国製美白クリーム、国家基準の2万倍の水銀

 国営新華社通信によると、中国内陸部の安徽省の検疫当局が行った中国製化粧品の抜き打ち品質検査で、合肥市など4市の市場に出回っている50種の商品のうち7商品が不合格だった。なかには水銀の含有量が国家基準の2万倍という問題商品も複数含まれていた

 サンプルは上海市、浙江省、広東省、安徽省など9省市の37メーカーの製品。2万倍の水銀入り化粧品は、南京市の工場で製造されたクリームや広州市のメーカーの美白クリームなどだった。

 同省検疫当局は「水銀は短期的には色素を減退する効果があり、多くの不法企業は美白効果を追及するために商品に水銀を入れてる。しかし皮膚から水銀が吸収されれば慢性水銀中毒を引き起こし、骨格や歯、肝腎機能に悪影響を及ぼす」と注意を促している。

 中国ではSK−IIなど日本製輸入化粧品に含まれる微量のクロムが問題視されていたが、中国製化粧品は論外といえそうだ。

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 水銀はヤバイですね。しかも基準の2万倍とは。仰天の数字。

 中国は数ヶ月前から、日本製品に異常物質がどうのこうのと騒ぎ立てていますが、あれは完全に日本側への反撃ですよね。日本が色々難癖つけるからついにブチ切れたんでしょう。まあでも客側としては水銀なんて入れられたらたまったもんじゃないんで。信憑性のない化粧品は買わないに限ります。肌年齢落ちますからね。

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posted by さじ at 22:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | 皮膚
この記事へのコメント
日本でもちょっと昔までは水銀化合物がぎょーさん入った化粧品や文房具や医薬品が使われてたんですけどねぇ……(詳しくは山崎昶先生のエッセーを)。

生体内での水銀の代謝とか毒性って,化学形で違うんですよ。金属水銀だと蒸気として吸い込まれて+1価か+2価のイオンになるんだけど,脂溶性が高いので細胞膜を通りやすく,その結果中枢神経系を侵す訳です。赤血球や細胞内に入ると酸素により+2価水銀イオンとなり,タンパク質と結合し,さらに Glu-Cys-Gly と結合して糸球体を通過し,Cys の多いメタロチオネインと結合して腎毒性を発揮します。

そいえば,昔の印肉は水銀化合物でしたし,銀やスズのアマルガムは歯科材料として使われてました。ちなみにマグロには大量の水銀が含まれてますけど,実は同じ毒物であるセレンがほぼ同じ濃度で含まれているために毒性を打ち消し合っていることが分かっています。

だから,この記事は極めて政治的なものだと考えた方が宜しいのではないでしょうか?
Posted by kaetzchen at 2006年11月18日 23:29
 確か外用の薬(赤チンなどの水銀含有の殺菌剤)は毒性が低いから使用OKだったという認識から、毒性のあるものはできるだけなくそうという認識へシフトしたんだと思いましたが。

 日本の基準、ではなくて、中国の基準で2万倍という点が異常なのではないでしょうか。政治的な意図で行っている、といっても、このニュースは「検査側も中国」ですからね。自国内の不正企業を摘発したという感じです。
Posted by さじ at 2006年11月20日 16:47
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