ひどいニキビに悩む10代の若者の3分の1に自殺願望があり、その10分の1が自殺未遂を図っていたことが、調査の結果判明した。
ニュージーランドで9570人の高校生を対象に実施された大規模調査で、肌の状態、不安感、うつ病、自殺の関連性が調査され、調査結果がAustralasian Journal of Paediatrics and Child Health(小児科学&小児保健オーストラリアン・ジャーナル)で発表された。ニキビに悩む子供の24%がうつ症状を報告しており、9%が不安を感じているという。
オークランド大学のPeter Watson(ピーター・ワトソン)博士は、「肌の病気と精神面の健康との関連性への認識はますます高まっている。アイデンティティーを確立し、自尊心を育てる過程にある高校生は、にきびによって精神的なダメージを受けやすい」と語った。この調査結果により、ニキビに悩む若者が患者の場合、医師は患者の不安感、自殺願望、行動について観察することが極めて重要であることが分かったと同博士は語った。
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オーストラリア人も大変ですが、日本でも同様に悩んでいる人は多いはずです。思春期の通過点のような扱われ方をしていますが、酷いニキビ(にきびの医学名称は「尋常性ざ瘡」といいます)の人ですと、一日中そのことについて悩んでいたりしますから。そりゃ鬱気味にもなろうってものです。
まず市販のものをあれこれ試すより、皮膚科で薬を貰うのが一番ではないかと思います。市販の情報を鵜呑みにするが、ろくに効かない、ので更に高額なものを買う、でもやっぱり効かない、ストレスが溜まり余計にニキビが酷くなるといった悪循環に陥る可能性も。ニキビ跡を残さないためにも皮膚科へ。あとは根気よく通い続けることです。いくら薬があっても、生活態度が酷ければ治るものも治りませんから。
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