NHK Eテレでは、ことし4月6日から、『バリバラ〜障害者情報バラエティー〜』が放送されている。公式サイトに「これまでタブー視されていた障害者の性やお笑いのジャンルにも果敢に切り込みます」とある通り、"バラエティーを通してバリアフリーを考える"を番組のコンセプトとしている。人道的に見れば、障害者を笑い物にすることは決して許されることではない。しかし、番組に出演している障害者たちの"笑われる"のではなく"笑わせたい"という情熱は、テレビを通して伝わってくるものがある。
この『バリバラ』に、プロのお笑い芸人が自らの障害をカミングアウトして出演している。お笑いコンビ「松本ハウス」のハウス加賀谷さんだ。1990年代の『ボキャブラ天国』(フジテレビ系列)では、「汚れなき壊れ屋」として、異常なまでのハイテンションを売りにして活躍した。しかし、"ボキャブラブーム"の終焉とは無縁に、彼らは表舞台から姿を消した。その理由は、ハウス加賀谷さんが、精神疾患の一つである統合失調症を発病したからだ。
障害者と"お笑い"。一見すれば相反するものに見える。健常者は、つい障害者を腫れ物のように扱ってしまう。憐れみを受けたら笑ってもらうことが不利になるお笑いの世界で、ハウス加賀谷さんは自らの病名をカミングアウトして舞台に立っている。彼にとって、あるいは障害者にとって、人を笑わせることの意味とはなんだろうか。10年近くの治療を経てお笑いに戻ってきたハウス加賀谷さんに、その心中を聞いた。
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ハウス加賀谷が何らかの精神科の病気でドロップアウトしたというのは聞いていましたが、統合失調症だったんですね。ボキャブラ天国、懐かしいです。あの頃はある意味発症前というか前駆症状だったんでしょうか。そんな松本ハウスも、松本キックが賛同してくれたので再度コンビとして復活したみたいですね。病気を克服していければいいですねー。全国の病院回ってほしいわー。統合失調症は、薬さえ合ってしまえば、ある程度様子をみながら日常生活を問題なくおくれます。個人的には、普通の人よりも正直でまじめな印象ですね。頑張って「お笑い」を届けてほしいです。