温泉療法や気候療法など、自然環境を利用した自然療法などの研究を行っている日本健康開発財団(東京都中央区)は、温泉や入浴に特化した研究拠点「温泉医科学研究所」(同)を開設した。日本人にとってなじみの深い温泉や入浴の効果について、科学的に検証していくという。
開設は今月1日。温泉療法の専門医でもある早坂信哉・大東文化大准教授(医学博士)が所長を務め、大学や自治体、企業などと連携して研究を行う。
研究対象は、「温泉」と温泉・家庭の内風呂・銭湯での「入浴」。主任研究員の後藤康彰さんは「日本には世界最大規模の温泉資源、長い歴史を持つ温泉文化がある。日常的に40度程度の湯につかるのも日本人ならではの生活習慣。これらの効果について医科学的な根拠を構築していく」と話す。
具体的には、温泉地に滞在することによるストレスの緩和▽湯船につかることによる眠りの質改善▽温泉や入浴の長寿への影響−などについて、医学的、疫学的に研究を行う。研究成果を応用し、温泉・入浴などを活用した健康づくりの提案なども行っていく見通しだ。
そもそも論として、温泉と普通の入浴以前に「熱いお湯」と「そうでないお湯」で医学的に効果があるのかという話をすると、多分「ない」と思うんですけども。
温泉に入ることでの医学的な効果ってあるんですかね?効果があるとすればそりゃ温泉業界も大々的に宣伝できるんでしょうけれど、多分ないんだよなぁ、残念ながら。や、温泉は好きですけど、それは雰囲気とか、観光として好きなんで。あの「効能」のうさんくささは一体なんなんだろうなぁっていつも思います。「貧血」とかかかれてると、なんだそれと。
というわけで意外と期待してます。多分効果ないけど。それでも医学的に成果あげられたら画期的なことだと思うし。リラックスって意味で効果あるならそれは温泉街に効果があるんであって温泉と入浴に差はないと思うけども。懐疑的ですみません。