2006年11月09日

科学技術振興機構が自然の骨と一体になる人工骨を開発

科技機構など、体内になじむ人工骨開発――固定・再生しやすく

 科学技術振興機構と中部大学の小久保正教授らのチームは8日、体内の骨になじみやすい新タイプの人工骨を開発したと発表した。自然の骨に結合して固定しやすく、新たな骨も再生しやすい2つの特長を併せ持つ。骨折などの治療期間短縮につながるという。

 ベンチャー、アドバンスド・メディックス(京都市、社長・小久保教授)を通じて実用化し、2009年度に年間1億円の売り上げを見込む。開発した人工骨は、200―1500マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルの小さな穴が多数ある「チタンポーラス体」で作製。自然の骨に結合して一体となる機能「骨伝導能」と、自然の骨が材料の表面に沿って新たに作られる能力「骨誘導能」を併せ持つ。

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 これは結構凄いかも。骨の移植なども行われていますが、それに代わる技術となるかもしれません。

 こちらも併せて御覧下さい。

医学処 移植するための骨を供給する「骨バンク」を知ろう
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posted by さじ at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植
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