地震でもないのに地面が揺れている――。東日本大震災直後、千葉県内の子ども約1860人のうち6割がめまいのような症状を訴えていたことが日本大学医学部の野村泰之医師らのグループの調査でわかった。強い揺れに見舞われた心理的要因が大きいとみられる。
調査は2011年3〜5月、千葉県船橋市の小中高校生計1926人を対象に実施、1862人から回答を得た。このうち症状がみられたのは、小学生73.9%、中学生、高校生はいずれも57.9%。男子より女子の割合が1.4倍高く、乗り物酔いをしやすい子がかかりやすい傾向があった。
へぇ。不思議。心理的なもんなんですかね。乗り物酔いは三半規管の影響ですけど、そこが未発達の傾向があるほうが心因性のふらつきのようなものが生じやすいのか。心のケアはずっと必要ですね。こういうところにも医学のケアが入るようになったのは大きい進歩か。