ケンタッキー・フライド・チキンのKFC社は10月30日、とりすぎると心臓病の危険が高くなるトランス脂肪酸を含む食用油の使用を、北米にある同社の5500の店舗で07年4月までに停止すると発表した。
KFCの発表によると、人気メニューのフライドチキンやクリスピーチキンの味を、トランス脂肪酸を含まない油で出す方法を2年間にわたり研究してきたという。
トランス脂肪酸は肉にも含まれるが、植物油に水素添加する過程でもできる。摂取しすぎると、血液中の悪玉コレステロールを増加させるとしてニューヨーク市が市内のレストランからの「締め出し」を計画している。大手外食産業にも呼応する動きが出始めているが、一方で今までと同じ味を低価格で客に提供できないというレストラン側の抵抗もあるようだ。
日本ケンタッキー・フライド・チキン社によると、日本でも米国の動きとは別に、昨年来、トランス脂肪酸の少ない食用油の導入を進めている。
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大手KFCまで変わったとなると本格的にトランス脂肪酸の全面禁止が行われるでしょう。ま、健康に良いフライが作られるのは子供にとって良いことですが。トランス脂肪酸の禁止に関しては下記記事を御覧下さい
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