2006年10月28日

CTで発見した肺癌は10年生存率が9割にも上る

肺がんCT検診で早期治療、10年後の生存率9割

 CT(コンピューター断層撮影)による肺がん検診を受け、早期の段階で見つかり、治療した人の10年後の生存率が約9割にのぼることが、日本を含む国際チームによる大規模調査で分かり、26日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された。CT検診の有効性をめぐる論議が活発化しそうだ。

 93年から05年の間にCTで検診を受けた日米欧などの3万1000人あまりを調べた。日本人では、JA長野厚生連安曇総合病院(長野県池田町)で人間ドックを受診した約6000人が対象になった。

 その結果、484人に肺がんが見つかり、うち85%は早期段階の「1期」と判断された。このうち、診断から1カ月以内に手術を受けた患者の10年生存率は92%だったという。一般的に、1期で見つかった肺がん患者は、5年生存率でも70%ほどとされている。CTでがんが見つかった患者全体の生存率は80%だった。

 CT検診は胸部X線を使う従来の検診よりも、小さいがんを発見できる。一方、結果的に、ただちに治療する必要のないがんが見つかってしまう例なども指摘されており、CT検診が必ずしも有効かどうか、まだ結論は出ていない。

 日本CT検診学会理事長の金子昌弘・国立がんセンター中央病院医長は「CTの有効性を考えるうえで、非常に心強い治療成績だ」としている。

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 普通はCT受けませんからね。でも高性能なものを使えば小さい肺癌でも見つけることができます。胸部X線で影を見つけるより、人体を輪切りにして腫瘍のようなものを見つけるほうが性能は良いですからね。手間隙かかりますが。

 小さい、限局した肺癌であれば、切って治すことができます。勿論の再発の可能性などがあるので100%とはいきませんが。より小さい癌を見つけることのできるCTは有用でしょう。

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posted by さじ at 18:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | がん
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