2006年10月26日

京大の肺移植術失敗の原因は、医師の連携不足だった。

移植で意識不明 30歳女性が死亡…京大病院

 京都大病院で3月に脳死肺移植を受けた女性(30)が脳障害で意識不明になった問題で、同病院は25日、女性が24日深夜に死亡したと発表した。

 病院側は手術中の医師らの連携不足など「重大な過誤があった」と認めており、京都府警川端署は業務上過失致死の疑いもあるとみて、手術担当者らから任意で事情を聞く方針。

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 これはもしや…。

医学処 京大にて肺移植を行った患者が相次いで死亡したため、今後の移植を自粛

 おそらく上記記事(5月3日)の続きでしょう。上記記事では、脳障害を起こしたところまでしか書かれていませんが、その患者がお亡くなりになった、と。ご冥福をお祈り申し上げます。

 5月3日の段階では、「やはり肺移植は難しいのか」と思っていましたが、そうではなく人為的なミスの可能性が出てきたようです。連携ミスって、完全に医者の都合ですよね。正直言って、よろしくありません。それならば他の大学に肺を提供したほうが良いでしょう。何も昔からある大学のほうが治療成績が良いというわけではないのですから。京大に利己的な封建社会ができあがっているのかどうか定かではありませんが、連携ミスで人の命が左右されるなど、あってはならない話です。

関連:医学処 アイゼンメンゲル症候群の女性、脳死肺移植28例中、9人目の死亡
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posted by さじ at 02:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植
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