県福祉保健部に18日までに入った連絡によると、新潟市保健所管内の医療機関を受診した70代女性が、クロイツフェルト・ヤコブ病と診断された。
同保健所によると、女性は9月初旬、ふらつきや記憶障害など認知症に似た症状を発症した。感染経路は不明で、現在も入院している。
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クロイツフェルトヤコブ病というと馴染みがないかもしれませんが、BSE(狂牛病)の人間バージョンみたいなものです。
美容のためにヒトの胎盤から抽出したエキスを用いたことのある人がヤコブ病になる可能性はあります。そのため、エキスを用いた人からは献血を禁止しているようです。
参考:医学処 プラセンタエキスを注射した人からの献血は禁止。
今まで最も有名だったのは、ヤコブ病患者の硬膜を移植したことによりヤコブ病を発症したケースでしょうか。その他、ヤコブ病患者に使用した深部脳波電極針を次に使用された人がヤコブ病になってしまったケースや、ヤコブ病患者の死体から採取した角膜を移植されてヤコブ病を発症したケース、死体の脳下垂体から抽出したヒト成長ホルモンの投与を受けてヤコブ病を発症したケースなどがあるようです。
関連:医学処 BSE感染でのヤコブ病発症までは最長で50年を超す