2006年10月23日

シンナーを吸い続け失明した経験を、青少年に訴え続ける

シンナー、失明/青少年に訴える

 地域の保健・医療・福祉にかかわる仕事をしながら地道に研究を重ねている人を支援する06年度の「地域保健福祉研究助成」(大同生命厚生事業団主催、朝日新聞厚生文化事業団など後援)に、県立盲学校教諭の牟田征二さん(37)が選ばれた。佐賀市神野東4丁目の大同生命佐賀支社で先日、贈呈式があり、表彰状と助成金36万円の目録が贈られた。シンナー吸引、失明という自らの体験を乗り越えての講演と研究活動が評価された。

 牟田さんがシンナーを吸い始めたのは中学2年の冬だった。好奇心から仲間とともに吸い始め、矯正施設に入所している時以外は2年間、ほぼ毎日吸っていた。「空を飛ぶような感じで、体がふわーっとした」と振り返る。

 18歳の時、朝、目覚めたら突然両目が見えなくなっていた。失明で自暴自棄になった自分を、父親は無理やり寮のある県立盲学校に入学させた。失明後もシンナーは吸っていたが、なぜか以前のように気持ち良くならなくなった。精神が不安定になり、「今度はどうなるのか」という新しい症状への恐怖心から、やっとやめることができた。

 現在は母校であんまやはり、きゅうの教諭として働く傍ら、佐賀、福岡の中学・高校を中心に年に30回ほど自らの体験を話して回る。市内の中学校に頼まれて97年から始めたが、今はなんとしても子どもの薬物汚染を防ぎたいとの思いがある。力を入れて話すのは、シンナーによって失明したことと、周囲に支えられて更生し教員を目指すようになった過程だ。

 05年からは、自分の講演がどれだけ生徒たちの抑止力になっているか調べるためにアンケートを始めた。「シンナーを吸うことをどう思うか」などの40項目の質問を書いたアンケートを、講演前と講演直後、半年後に行い、生徒の意識の変化を探る。

 サンプル数は885で、結果を整理中だ。今回の助成では講演と調査活動の両方が評価されて選ばれた。贈呈式で、牟田さんは「18歳まで手を出さなければ、大体の人が薬物を使用しないで済む。私のような青少年が二度と出ないよう、活動を続けたい」と力を込めて話した。

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 こう、馬鹿やってた人が自分の過去を愚かであると認め、反省する人は好きです。気づくことは遅かったかもしれませんが、それでも前を向いて進む人は立派ですね。

 シンナーとは有機溶剤でありまして、油をとかすことができますが、これを吸い続けることで、細胞の脂肪分も溶解してしまうんですね。よくシンナーを吸うと歯が溶けるといいますが、それも同じで、その他に、脳や、神経系統もやられてしまいます。まぁ今時シンナーなど吸ってる人はよほどのアホだとは思いますが。


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posted by さじ at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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