慶応大は19日記者会見し、同大病院の呼吸器外科の50代男性教授ら2人が、少なくとも31人の入院患者から同意を得ずに手術中に肋骨の骨髄液を採取していたと発表した。
健康被害の報告はこれまでないが、教授らは肺がんの臨床研究目的で行ったとしており、厚生労働省が定める倫理指針に抵触する行為。末松誠医学部長は「誠に申し訳なく、深くおわびする」と謝罪した。
同大によると、無断採取していたのは教授と40代の男性専任講師。昨年10月24日から今年1月11日にかけ、事前の説明や同意を経ず、肺がん患者26人の手術中に骨髄液を採取した。また肺がん患者との比較を行うため、肺がんではない患者5人からも無断で採っていた。
同大の調査に、教授らは「患者に有益な情報を届けたかった」と臨床研究に利用した理由を説明しているという。
慶應に手術しにきてるぐらいだから、ちゃんとお願いすればみんな同意してくれたんじゃないですかね?何でこんな事態になってしまったんだろう。
実際には手が麻痺したりしてもまったくむかんしん。こんあ教条を選んだ慶応病院理事会の権威をうたがう。