2006年10月21日

こんにゃくゼリーを詰まらた3歳児が受け入れ拒否され死亡

3歳児窒息死:救急搬送受け入れ拒否…川崎市と両親が和解

 のどにゼリーを詰まらせた長男(当時3歳)が窒息死したのは、川崎市立川崎病院が救急搬送を受け入れなかったためとして、同市内の両親が同市に約2000万円の損害賠償を求めた裁判で、両親と川崎市は13日、横浜地裁川崎支部で、同市が両親に和解金300万円を支払うことで和解した。また同市が「救急医療体制、救急患者の受け入れ態勢整備、充実を目指す」ことも和解条件に盛り込まれた。

 訴状などによると、長男は03年8月7日、自宅でこんにゃくゼリーをのどに詰めた。救急隊員が同病院に連絡したが、受け入れを拒否された。12分後に再び要請し、受け入れられたが、長男の心臓は停止しており、同日夜に死亡が確認された。市側は裁判で、最初の受け入れ拒否の理由を、他の患者の搬送中で小児科で受け入れは不可能だったなどと主張していた。

 母親は(36)は「ここまで来るのは長かった。和解で、救急医療が約束された通りになり、悲しい思いをする子がなくなるよう考えてほしい」と訴えた。

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 ええぇ…。

 そもそも3歳児に普通こんにゃくゼリーを与えるものでしょうか。3歳児に大きな餅を丸々与えたら危険であるというのは誰でも理解できると思うのですが。あんなに弾力性のあるものを丸々与えたらさすがに3歳児では詰まらせても不思議ではありません。

 この事件と同様の事件に「割り箸事件」があります。おそらく、この事件が全国的に広まって以来、小児の救急に関してはどの病院も保守的というか、自分と自分の勤める病院を「守る」ことに専念している気がします。難しい症例、無理そうな症例は断る、という事態です。それではいけないとは思いますが、そうしないと病院が潰れるほど訴訟を起こされるという社会にも問題ありだと私は思います。

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posted by さじ at 20:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 救急
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