札幌市保健所は十五日、同市中央区南五西五の飲食店「やきにく 炭炭(タンタン)」(忠村大八代表)で六日に会食した団体客五人が食中毒を発症し、同店を十五日から三日間の営業停止処分にしたと発表した。
同保健所によると、五人は同市内の十九−二十歳の男性で、腹痛や下痢などを訴え、四人の便から食中毒菌のカンピロバクター属菌を検出した。一人が入院、三人が通院中で、いずれも快方に向かっている。レバ刺しなどが原因とみられ、同保健所は加熱用の肉を生食用にしないよう指示した。
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なんか、焼肉屋って、結構な割合で加熱用の肉を出すんですかね?そりゃパック開けて盛り付けられたら客は加熱用だか生食用だか分かりませんが(それともどこかに見分けるポイントでもあるんでしょうか?)。
まあ美味しさから言えば、紫外線などで処理した生食用よりも加熱用のほうがより自然な形なわけですから、美味しいのかもしれませんが、ユッケやレバーなどを食べるのは非常に危険です。食中毒になって当たり前という認識で食に臨まなければならないでしょう。
飲食店は、費用を浮かせようとしてリスクを負ってはなりません。
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