2006年10月21日

そば粉90%を100%と誤表示した蕎麦を食べ小麦粉アレルギーに

宗像市の施設 そば粉100%と誤表示 熊本の納入3セク 小麦粉混入伝えず

 福岡県宗像市の市立農業体験施設「正助ふるさと村」のレストランで、小麦粉入りそば食品が誤って「そば粉100%」と表示され、販売されていたことが20日、分かった。小麦粉アレルギーがある幼児が4日、施設内でざるそばを食べた後、激しいぜんそくを発症したことから判明した。市側は「そば粉の仕入れ先の情報提供ミスが原因。事実と異なる表示で、利用者には大変迷惑をかけた」としている。

 同市などによると、施設内のレストラン「正助茶屋」では熊本県南阿蘇村(旧久木野村)産のそば粉100%使用のそばをメニューに掲示。同村の第3セクター「くぎのむら」(社長=岩下友春・同村助役)からそば粉を仕入れてきた。

 しかし、2004年秋の台風でソバの収穫が激減。ニュージーランド産そば粉で代用することになり、つなぎとして小麦粉を10%混ぜたが、ふるさと村には輸入そば粉使用のみ伝えていた。

 収穫が回復した昨秋以降は、地元産のそば粉を確保できるようになったが、製粉工場への指示が不徹底だったため、小麦粉が混ざったそば粉が引き続き納入されていたという。

 「くぎのむら」の甲斐成二管理部長は「わたしどもの不手際で多大なご迷惑をかけた。消費者の信用を取り戻す最善策を考えたい」と陳謝している。宗像市も「利用者へのおわびとして、ふるさと村では11月5日まで特別価格で食事を提供したい」としている。

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 これはいけません。アレルギーは下手すると命を落としかねない事態です。誤表示はそれだけで罪ですからね。二度とないよう徹底してもらいたいところです。

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posted by さじ at 19:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生理
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