2012年03月12日

十二指腸潰瘍にかかる人は胃がんのリスクが少なく、そしてO型に多い

十二指腸潰瘍の人の胃がんリスクは半分 東大医科研が世界初の立証

 十二指腸潰瘍の人は胃がんになるリスク半分−との研究データを東大の研究グループがゲノム(全遺伝情報)解析によって突き止めた。「遺伝子レベルでの裏付けは報告がなく、世界で初めての研究成果」(東大)としている。5日付の米国の遺伝学専門誌「ネイチャー・ジェネティクス」(電子版)に掲載された。

 研究したのは東大医科学研究所の松田浩一准教授と谷川千津研究員らだ。ゲノム研究の第一人者である同研究所の中村祐輔教授のチームに所属する。松田准教授らは理化学研究所などと共同で、平成15年から集積した7072人の十二指腸潰瘍患者と2万6116人の健常者のDNAについてゲノム解析した。

 その結果、長短2つのタンパク質を作る遺伝子の違いを発見。短いタイプを持つ人では十二指腸潰瘍になる率が長いタイプを持つ人に比べ2・2倍と高いのに対し、胃がんにかかる率は0・56倍と低くなるデータを得た。これまでは疫学データで同様の傾向は指摘されていたが、遺伝子レベルでの立証は世界で初めて。

 同時に、血液型を決めるABO遺伝子との関係も見つけ、O型の人はA型の人に比べ、1・43倍、十二指腸潰瘍になりやすいことが判明した。松田准教授は「血液型と十二指腸潰瘍の関係を遺伝子で特定したのも今回が初めて」としている。

 今回の研究は、十二指腸潰瘍や胃がんにつながる原因遺伝子をピンポイントで特定したものだ。松田准教授は「原因遺伝子を標的とした、副作用の少ないがんの治療薬の開発や遺伝子の型に応じて薬を使い分ける個別化医療につながる」と期待している。



 結局血液型ってのも遺伝子の違いという意味では、違ってくるんでしょうかねぇ。性格の違い、かかりやすい疾患の違いもそこからくるのでしょう。そういうことを初めて研究で明らかにしたという意味でも大きいのかもしれません。

 血液型占い、という非科学的なものは流行らないかもしれませんけど、なんかあと数年したら「血液型によってかかりやすい病気一覧」みたいな本が流行りそうな気も。うつはA型に多いとかもありますしね。


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posted by さじ at 00:07 | Comment(2) | 消化
この記事へのコメント
最後の文章のA型とは、血液型ではなく行動パターンのことではないですか?
Posted by at 2012年03月14日 18:19
結局のところ、そうですね。
A型の気質としてうつになりやすいということです。
Posted by さじ at 2012年03月15日 00:19
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