「医療従事者の悩み、患者団体が相談に乗ります」。患者の無理な要求や暴言に悩む医師や看護師が増えているため、患者相談に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)が14日から、医療従事者向けの電話相談を実施する。NPO側は「『患者不信』は患者にとっても好ましくない。医師、看護師らの声に耳を傾け、信頼関係を築くのに何が必要かを考えるきっかけにしたい」としている。
電話相談を実施するのは「ささえあい医療人権センター」(COML、大阪市)。1990年8月から患者向け電話相談を始め、これまでに約3万8000件余の相談を受け付けてきた。
COMLの山口育子事務局長によると、数年前から、この電話相談に医療従事者からの相談が寄せられるようになり、年々増加。最近では全体の約2%を占めるようになったという。
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患者はわがままです。わがままでいいんです。病気の人がわがままになるのなんて当たり前、どんな聖人でも我儘に振舞います。医療従事者は尽くす立場なんです。そんな患者に激昂してはいけません。まず患者を「理解すること」です。
でも容易じゃないんですよね。医者もまた、聖人ではありませんから。でも良い医者ほど、患者とうまくやろうとするものです。でも患者が心を開いてくれない。どうすればいいのか……。
そんな医者の駆け込み寺が誕生しました。私は「医療従事者は、無用なプライドを持ってはいけない」と思っています。常に教えを乞う姿勢、人の意見に耳を傾ける姿勢がなければ、医療行為など行えません。医療従事者は投げ出すことができませんから、こういった場所で「助言」を得ることも大切だと思います。気軽に。