2006年10月15日

本場中国の漢方よりも、日本の漢方医学のほうが効く。

ロート製薬、漢方薬シリーズを11月発売

 ロート製薬は13日、一般用医薬品の漢方薬シリーズ「和漢箋(わかんせん)」を11月8日に発売し、漢方事業に参入すると発表した。

 腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人の肥満症などに効果があるという「ロート防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)錠」など4製品を第一弾として発売、順次製品を追加する。テレビCMも展開する。価格は3週間分の紙箱タイプが3675―5775円。1週間分の小袋タイプが1418―1995円。

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 実は日本の漢方って凄いんですよ。漢方といえば本場中国のほうが効くだろうとお思いの方が大半だと思いますけれど、日本の漢方医学は、1000年前に中国から取り入れて以来、独自の進化を遂げたといっても過言ではありません。

 というのも、中国人と日本人では体質が大きく異なるためです。違った進化を「遂げなければならなかった」といったほうが正確でしょう。日本の漢方医学は、1000年の歳月を経て、「日本人に合った漢方薬の処方」を行えるようになりました。

 中国では漢方と西洋医学は完全に分離しています。もしどちらかの職がテリトリーに踏み込んでこようものなら、猛反発です。

 対して日本は、漢方専門の職というのはありません。1人の医師が、西洋医学と東洋医学を行うのです。お互いの良いところをとって治療を行えるということで、欧米が「日本の漢方医学」に注目を集めているところです。

 これからの時代、漢方などの東洋医学が延びるといわれています。西洋医学と併せてうまく使えば、患者のQuality of Lifeも向上することでしょう。

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posted by さじ at 13:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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