2006年10月12日

とうとうフランスでも公共スペースが全面禁煙化。

仏、禁煙支援に150億円 飲食店には猶予1年

 フランス政府は、公共スペースの全面禁煙化を07年2月から実施する。飲食店は約1年の猶予を与えられ、08年1月からとなる。これを機に、国民が禁煙ガムや薬を買うための費用として年約1億ユーロ(約150億円)を国費から支援する。

 禁煙化は11月に定める政令で実施する。07年2月からは官公庁や学校、病院、商店での喫煙が禁止される。08年から禁煙となるレストランやカフェ、バータバ(飲食店兼業たばこ店)、ホテル、ディスコなどは隔離された喫煙室を置けるが、室内に従業員は立ち入らず、飲食などのサービスは受けられない。

 違反時の罰金は個人が75ユーロ(約1万1000円)、管理者は違反者1人につき150ユーロ(約2万2000円)。「客が減る」と禁煙化に反対してきたバータバ業界は、猶予期間の延長を求める構えだ。

 仏政府は、禁煙ガムや禁煙シールの使用者を現在の60万人から倍増させるため、禁煙グッズの購入費の3分の1(限度額は50ユーロ)を医療保険から補助する。

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 あの煙草に寛容だったフランスさえも、全面禁煙の方向へ。そりゃあそうでしょうね。明らかに悪影響しか及ぼさない煙なんぞ排除して然るべきです。日本では未だに喫煙席なんて設けてますからね。禁煙後進国のレッテルを貼られてもおかしくありません。

 ラディカルな雰囲気を常に醸し出しているイタリアは、あのお国柄からは想像もつかないほど煙草対策が徹底していて、以前から屋内では全面禁煙だそうです。他国の出方を伺ってから国政を決める日本も、おそらく4,5年のうちには全面禁煙の方向に進むでしょう。あーでもどうかな。煙草売らないとね、税金がさ。JTの権力は絶大だし。

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posted by さじ at 20:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 呼吸
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