薬物として取り締まりを受けているマリフアナの成分に、アルツハイマー病の進行を阻害する効果があると、米国の研究所が医学専門誌に発表した。現在市販されているアルツハイマー病向けの薬よりも、効果が高いという。
米カリフォルニア州にあるスクリップス研究所の研究者によると、マリフアナに含まれる「テトラヒドロカンナビノール(THC)」に、神経伝達物質「アセチルコリン」の分解を防ぐ効果を確認したという。
アルツハイマー病は、認知機能の低下などの症状がある痴呆性疾患で、原因は明らかになっていない。薬物療法として、アセチルコリン分解酵素の阻害薬が用いられている。
スクリップス研究所の研究者は、今回の発見によって、より効果的なアルツハイマー病向けの薬が開発できるとしている。
「テトラヒドロカンナビノール」は向精神薬として、日本など各国で麻薬に指定されている。その一方で、米国などでは緑内障や多発性硬化症の治療や、末期がん患者の痛み緩和薬として、用いられている。
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マリファナ支持者が「アルツハイマーに効く!」という論理をまくし立てるもの愚の骨頂です。
というか、そういう人がい続ける限り、医学の発展を妨げる要因にしかならんのですよね。大麻然り、抗精神病薬然り。悪用する輩がいなければ、このマリファナの効果についても日本で充分に検討することができたでしょうに。毒も薬。しかしその分量を測ることができない。残念なことです。
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末期癌の患者では麻薬でテンパってしまい、会話の疎通が出来ない者。一日中ぼんやりしている者等、悲惨な例を見ました。
と言ってる私が多発性硬化症患者に成ってます。幸い症状の軽い私は麻薬の必要は無いですが、海外の諸事情を調べると、日本と比較してしまいます。国に依ってはMSと診断されただけで大麻使用が許可される国も有ります。私には解らない事だらけです。様々な諸事情を考えると、難しいとしか言えません
国によって麻薬の使い方に大きな差があり、更に日本はかなり保守的だと思います。とはいえ癌に関してはWHO疼痛ラダーにそってやって効果を挙げているようですが。大麻に関しては難しいところですよね。おそらく治療で用いればQOLの上がるものもあるのでしょうが、それ以外の面でまだまだ国民を信じられないというのが現状ではないでしょうか。国民が皆、理解してくれればすぐにでも使えるんでしょうけれども。
私もアルツハイマーの祖父がいて大麻がアルツハイマーに効果があると聞いて非常にやるせない気持ちになりました。
確かに昨今日本国内での大麻乱用が増えていると言われていますが終戦直後にアメリカによって制定された古い法を医薬品としてすらも見直しをしない日本政府にも問題があります。
当のアメリカ国内では医療大麻が解禁になっている州が多く国内での大麻に対しての意識が日本とは全く違います。G8主要8ヶ国の中で医療大麻が懲役刑なのも日本だけだそうで
戦後教育の賜物か日本国民の中ではは大麻と聞くだけで恐ろしい白い粉だと連想してしまう方も大勢居ます、残念ですか間違った知識を持つ方が多いこの現状では医薬品としての認可も下りることも難しいですね
>MSと診断されただけ
MSって難病じゃないんですか?
アメリカの医療大麻法が執行されている州では難病だけではなく、うつ病や疼痛なんかでも処方されているようです。
・MS患者と大麻
http://www.youtube.com/watch?v=tTJCMgenP9M
・医療大麻
http://www.youtube.com/watch?v=J-XlvbyhT3Y
悪用ってなんでしょうね
医療以外に使ったら悪用なんでしょうか…
大麻や幻覚剤は医療、宗教、教育、娯楽など
幅広い分野で肯定的な可能性を持っていると思います。
いい面はいい面として変な先入観を持たずに認めて、
適材適所、粛々と活用すればいいんじゃないでしょうか。
乱用する輩がいても、いなくても、取締法がある限り、カンナビノールの薬効について日本で検討するわけないじゃないですか。だって、民主主義のかけらもないわけですから。