山口大学医学部付属病院(山口県宇部市)で、入院患者と職員の計30人以上が吐き気や下痢の症状を訴え、このうち2人からノロウイルスが検出されていたことが27日、分かった。同ウイルスの集団感染による急性胃腸炎とみられる。重症者はおらず、感染は終息に向かっているという。
病院の説明によると、16日と17日にそれぞれ入院患者1人が発症、ノロウイルスの陽性反応があった。21日には職員11人を含む計28人が同様の症状を訴えたため、病棟の一部を閉鎖するなどして感染防止措置をとった。同病院での集団感染は初めてと言い、感染経路を調べているという。岡正朗院長は「保健所と連絡をとりながら対応しており、幸い重症の患者さんがなく、終息に向かっている」と話した。
ノロは強力すぎて、病院が頑張ってもなかなか防げるものではないですね。面会を完全にシャットアウトするわけにもいきませんし。
それでも立ち向かってゆく、あくまで予防に徹底するのが医療従事者のあるべき姿勢なのです。