2006年10月04日

ウイスキーの樽成分に、糖尿病を予防する作用

ウイスキーで糖尿病予防か アルコール抜きラット実験

 ウイスキーの成分に糖尿病予防効果があるというラット実験の結果を、サントリーと矢部千尋京都府立医大教授らが3日までにまとめた。アルコール分は抜いており、たるから染み出たポリフェノール類の効果ではないかという。

 サントリーによると、糖尿病にしたラットの餌に、アルコールなどの揮発成分を除いたウイスキー粉末を0・02%混ぜた。5週間後、通常の餌のラットは空腹時の血糖値が3倍に上昇したが、粉末を混ぜたラットは1・6倍だった。糖尿病と関係が深い血液中の過酸化脂質濃度は、通常の餌だと約2倍になったが、粉末を混ぜたラットはほとんど上がらなかった。

 ブドウ糖を与えると、30分後の血液中のインスリン濃度は、通常の餌のラットの約1・8倍になった。サントリーは「適度な飲酒は糖尿病を予防するとの疫学調査結果もあり、適量のウイスキーは予防効果があるのではないか」としている。

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 でもアルコールが入ってませんからね。それじゃあわざわざウイスキーを飲むより、樽の成分を抽出したほうが効果ありそうなものです。ワインが身体に良いからとガブ飲みしてアル中になるのと同じですね。

 何事も適量で。

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posted by さじ at 14:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
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