日本学術会議(会員209人)は2日、第20期の総会を開き、新会長に金澤一郎・国立精神・神経センター総長(65)を選出した。任期は同日から2年間。副会長は金澤新会長が3日に指名する。
金澤氏は67年、東京大医学部医学科卒業。筑波大臨床医学系神経内科教授、東大病院院長などを経て03年から現職。専門は臨床医学で、アルツハイマー病やパーキンソン病など神経変性疾患の研究に従事してきた。また、皇室の主治医にあたる皇室医務主管を02年から務め、天皇陛下の前立腺がん治療や秋篠宮妃紀子さまのご出産などに付き添った。
日本学術会議は国内70万人の研究者の代表で構成される学術機関で、地球規模の問題への対応や研究に関し幅広く提言している。
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医学における権威的な団体です。そしてその長となった金澤一郎氏もまた、権威ですね。