2006年10月02日

人工甘味料キシリトールは、犬に肝障害を起こす。

甘味料キシリトール、犬には危険=米報告
 
 シュガーレスの菓子類に広く使用されている人工甘味料キシリトールが、犬の肝臓に障害を起こす可能性があり、場合によっては死に至らせる危険もあると、米国の獣医師らが29日、米獣医学協会(AVMA)のジャーナルで警告した。

 この報告を受け、砂糖の代わりとして使用されるキシリトールと肝機能不全など犬の病気との関連を疑う声が強まりそうだ。報告書を共同執筆したグワルトニー・ブラント氏によれば、犬はキシリトールを少量でも摂取すると大量のインシュリンを放出し、その結果血糖値が下がり、命に危険が生じるという。

 同氏は「体重10キロの犬が1グラムのキシリトールを消費した場合でも治療が必要になる」としている。ただ、キシリトールと肝臓への影響を結論付けるにはさらなる研究が必要だとも話した。

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 犬にとってはランゲルハンス島を刺激してしまう物質なのでしょうか。人間は大丈夫のようですが。人工甘味料でインスリン過剰による低血糖って結構珍しくないですかね。

 ちなみにインスリンというのは血糖値を下げることのできる唯一のホルモンです。このホルモンがおかしくなると糖尿病になります。

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posted by さじ at 08:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科
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