飲料水に含まれる有毒なヒ素を効率的に除去できる新材料を、物質・材料研究機構(茨城県つくば市)が開発した。
井戸水のヒ素汚染が深刻なアジアや南米、アフリカでの活用が期待される。今後、国内外の民間活動団体(NGO)や企業と協力して実用化を急ぐ。
同機構資源循環設計グループのシェリフ・エル・サフティ主幹研究員らは、表面に5〜8ナノ・メートル(ナノは10億分の1)の穴が無数に開いた酸化アルミニウムの多孔質体に注目。ヒ素だけ吸着させる化合物を、穴の内壁に敷き詰めた。
ヒ素の濃度を2ppm(日本の基準値の200倍)にした水道水に粉末の除去材を加えたところ、半日後の除去率は約90%。2段階の浄化により、ほぼ完全に除去できた。
おー。日本でヒ素というと和歌山カレー毒物事件を思い出しますね。
少し気になって・・・というのも、あの時「四人は何故死んだのか」という本を出した中学生の女の子、確か医者志望だったはずなんですが、どうなったのかなと思って。ネットで今検索してもなんか微妙な記事しか出てきませんね。