昨年、新たに結核患者になった人は2万8319人で6年連続で減少したことが厚生労働省の調査で分かった。患者総数も6万8508人と、データが残る61年以降で最少となった。
ただ、人口10万人あたりの新たな結核患者数は22.2(対前年比1.1減)で、米国の4.5倍、オーストラリアの4.2倍と、他の先進国と比べ依然として高い水準になっている。
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誤解しないでもらいたいのは、結核患者は減っていますが、若者と高齢者の結核は増加傾向にあるということです。
特に都心部で、若者の集まる場所、アルバイト先や個室での遊び場(カラオケボックスやインターネットカフェなど)による集団感染が顕著です。まさか結核だとは誰も思わないため、感染は広範囲に及びます。
要するに日本人は「結核は過去の病気だから怖くねぇ」と決め付け、楽観視した結果、先進国内での感染率は最悪となっているのです。アホですかジャパニーズ。
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