中国陜西省に世界25カ国から軍の歯科専門家240人以上が集まり、「戦争の虫歯」や「大量感染兵器」をどう治療するかという問題を話し合った。
新華社通信によると、省都西安で開催された「2006年世界軍事歯科会議」は単純な軍事演習ではなかった。出席した専門家たちは、歯科医療サービスの準備、野戦における装備機器、歯科的負傷の治療など様々な問題を話し合った。
米陸軍の歯科専門家、ティモシー・ジョーンズ中佐は「現代の軍において、歯科医療サービスは極めて重要です。あらゆる国、あらゆるタイプの兵士、あらゆる軍事分野において歯科関連の疾病が発見されたからです」と語った。
統計によると、軍関係者の20%が1年間の勤務の後、ひどい歯科的疾病にかかるという。
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戦争と虫歯…。トンデモ本にありそうな項目ですが、彼らは至って大真面目。そう、戦争とは敗北の余地が一点でもあってはならないのです。例え虫歯1つといえど、士気を落とすには充分すぎるほど。
裏方ではこんなことにも精を注いでいるんだ、というお話。
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