犯罪捜査で採取した容疑者のDNA(デオキシリボ核酸)型がデータベース化された昨年9月からの1年間に、データベースの活用によって容疑者が特定された事件は、56件に上ることが21日、警察庁のまとめで分かった。
他の捜査方法で浮上した容疑者をデータベースで改めて確認するケースが多いものの、中には、6年前に発生し、容疑者が分からなかった殺人事件が解決したケースもあった。
同庁では、一昨年12月から、血液や毛髪など現場の遺留物のDNA型をデータベースに登録しているほか、昨年9月からは、裁判所の令状を得て採取した容疑者のDNA型をデータベースに登録している。
今年8月末現在、容疑者の登録数は4190件、遺留物は3652件に上る。また、容疑者の内訳は、強姦824件、窃盗674件、強盗501件、殺人455件などとなっている。
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こういう制度はね、とてもよいと思うのですよ。人権問題ダァとか騒ぐ人いますけど、アレですからね、これは。犯罪を未然に防ぐ措置ですから。全ての人間は平等ですが、それは全ての人間が善良であることを前提にした観念だと思います。犯罪、それも強姦や強盗などの重犯罪を起こした時点で、そのカテゴリーからは落っこちるわけですから、どちらの人を優先すべきかは自ずと。
DNA鑑定で犯人が特定できればこれ幸い。頑張れポリス。人権屋に負けるな。