京都市山科区の洛和会音羽病院(松村理司院長、698床)で、腎臓病のため人工透析を受けていた患者8人が同時期にB型肝炎ウイルスに感染していたことがわかった。5人が入院したが、いずれも病状は安定している。集団感染の疑いがあり、同病院と京都市が原因を調べている。
同病院によると、8月24日に男性患者1人が体のだるさを訴えたため血液検査したところ、B型肝炎ウイルスに感染していることがわかった。さらに、同日から1週間に透析患者に実施した定期の感染症検査で男性4人と女性3人がウイルスに感染していることが判明した。同病院では毎月、透析患者に血液検査を実施しているが、8人は7月まで異常はなかったため、同時期に感染したとみられる。
市は今月11日に病院から通報を受け、透析室の調査や病院関係者への聞き取りを実施。感染経路を含めた原因の解明などを指導したという。
同病院の北岸智志管理部長は「現在、原因を究明しているが、仮に院内感染であれば申し訳ない」と話している。
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おそらく透析が原因でしょうねぇ。その8人が悪友だったというのならともかく。うーん、こういう医療ミスはあってはならないことですね。何故そんなことが起こってしまったのか、原因を究明してほしいところです。まさか使いまわしていたわけでもあるまいし。
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