人前での放屁を過剰に恥ずかしく思うあまり、対人関係にも支障をきたしかねない「おなら恐怖症」に悩むサラリーマンが増えているという。
「出もの腫れ物ところ嫌わず」でまき散らしているタイプには信じられないかもしれないが、実際、「ポッコリおなかに〜」のCMで知られる「ガスピタン」が売れている。ガスの発生を抑えるオナラ解消薬だ。
「00年の発売以降、便秘がちな女性に売れてきましたが、最近は男性の購入客も増えています。売り上げも01年は4億円、02、03年は4億5000万円、04年は5億円、05年は6億円と伸びてきています」(小林製薬広報)
おならは腸内の細菌がつくるガスがたまって出る。「恥ずかしいから」とガマンをしても、ガスには逃げ場がないため、“おならの連鎖”は止まらない。ガスは外に出すしかないし、おならを恐れていると、そのうち人前に出ただけでおならがしたくなってくるというから深刻だ。
おならに悩むサラリーマンが増えているのはなぜか。医学博士の米山公啓氏(神経内科)が言う。
「まず考えられるのがストレスです。緊張すると唾液と一緒に空気をのみ込んでしまいますが、その一部が腸にたまるのです。便秘にもなりやすくなり、ますますガスがたまる。おならを気にしすぎる人は不安と緊張でガスをためてしまっているのです。最近は家族の前でさえ、おならができない男性が増えています。そういう人にとっては、他人の前でするなんて考えられないことなのでしょう」
会社に行けば賃金カットやリストラの不安にさいなまれる。ストレスと同時に、ガスもたまってしまうのだ。これも小泉失政のツケか――。
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このニュースで小泉政権と結びつけるあたりがさすがゲンダイだなぁと。笑
しかし、そ知らぬ顔で米山公啓先生の名前が出ているとは。医学博士とご大層な肩書きと共に書かれていると、どこぞの研究畑のお医者様かと一般の方は思うでしょうね。
でもこの人は作家です。「エア・ホスピタル」やら「医者を忘れて大航海」やら書いてます。医療関係フィクションモノとノンフィクションモノを半々ぐらいで書いてますかね。お勧めは「ロックドイン症候群」です。笑
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