アレルギー患者が食物摂取などで激しいショック症状を引き起こした際に効果がある注射薬の使用を、救急救命士にも認めてほしいとして、患者団体が16日までに、赤松正雄厚生労働副大臣に要望書を提出した。同副大臣は「使用実態や安全性を検証する必要はあるが前向きに検討したい」と述べた。
食物や虫さされ、薬などのアレルギー反応で起きるショック症状は「アナフィラキシーショック」と呼ばれる。死に至ることもあるが、エピネフリンという薬を使えば症状を緩和できる。簡単に投与できるペン型の自己注射薬が昨年3月に認可された。医師や看護師以外に使用できるのは緊急時以外は、本人と家族に限られている。
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むしろ今まで認められていなかったのが不思議なくらいです。アナフィラキシーショックに対しては迅速な対応を求められますが、救急車内で措置できればかなりの救命率になるでしょう。
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どうせ、医師会のお偉いさん達が、医者しかできない仕事だから、とか既得権益にしがみついてるんでしょうねー。
現場と上層部(医師会)の意見がかけ離れているんでしょうなぁ。医師会としては医師を高尚なポジションに置きたいのでしょうけれど、現場じゃ誰もそんなこと望んでませんし。
>ゆめのんさん
はじめまして。こんばんはー。実際、ショックとは恐ろしいもので、そのまま亡くなっても後遺症が残ってもおかしくありません。緊急性の高い症状を、医師でしか対処できないなどおかしな話で。AEDなどのように一般市民でも行えるものもあるのですから、救命救急士に注射ぐらい適応しても良いと思います。