2011年12月08日

医療費の窓口負担100円制度では、日本の医療は何も解決しない。

「窓口100円」非常に難しい=医療費の受診時定額負担―民主・長妻氏

 民主党の長妻昭元厚生労働相は4日のNHK番組で、外来患者が支払う医療費の窓口負担に1回100円程度を上乗せ徴収する「受診時定額負担」について、「党内の議論では非常に難しい方向性になっている」と述べ、実施は困難との見方を示した。長妻氏は同党の「社会保障と税の一体改革調査会」の事務局長を務めている。

 長妻氏は、政府・与党が検討している年金支給額の引き下げに触れ、「2.5%年金を下げ、消費税率を2010年代半ばに10%にすると大変な負担になる。社会保障で負担ばかりをお願いすると、何のために消費税を上げるのかと取られかねない」と語った。 



 なんか根本的解決にならないんですよねぇ、窓口負担って。

 これって何、開業医にとって優遇されるやつなんじゃないんですか?診た患者分増えるっていうのは。

 もっとこう、総合病院の赤字をいかに減らすかとか、勤務医の給料を上げる方向にならないもんですかね。

 あとこう、なんだ、診療科ごとの変動ってのも、もっと必要だと思う。

 具体的に言うと、外科の勤務医は他の科の1.5倍ぐらい給料払ってもいいと思う。

 今の外科って、ホントボランティアですよ。なり手も少なくなってますし。オカシーですよね、一番「スキル料」をとるべきところが、なってない。逆に、スキルも何もない開業医が患者をさばけばさばくだけ儲かるシステム。オカシー。

 そもそも、なんていうの、医者全体の認識だと思うんですけど「儲けたいなら開業」って考えが浸透するぐらい、開業が儲かるってのがおかしいんじゃないですかね。
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posted by さじ at 01:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学
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