サッカーで得点を狙ったりパスしたりする際のヘディングを成人のアマチュア選手が長期にわたって行うと、記憶力に影響を及ぼし得る脳損傷につながる可能性のあることが研究者らの調査で明らかになった。
北米放射線学会がシカゴで開催する年次会議で29日発表された調査結果によると、サッカーボールを頭で打つヘディングを年間1300回以上、1日当たり数回行った人は、注意や記憶、計画、体系化、視覚をつかさどる脳の領域に損傷を受ける可能性が高まった。
米国の各州やスポーツ組織が安全性向上に向けた規則の策定を進める中、スポーツ活動で受ける脳損傷への関心が高まっている。調査によると、レクリエーションでのプレー中のサッカーボールの時速は最高55キロメートルで、プロのゲームではその2倍以上に達する可能性がある。リポートの主執筆者、マイケル・リプトン氏は、どの程度ヘディングを行うと脳損傷を受ける可能性があるかに関する研究が次の段階として必要になると述べた。
当然と言えば当然ですかね。頭って結構大事なところなのに、あんなボールがバンバン当たっていいはずがないというか。プロ選手は、プロなんで、それで飯食っていくのでまぁいいんでしょうけれども。研究職の人とか、思考力とかそういうのを大事にする職の人、そういう職につく可能性のある人は、リスクはできるだけ避ける方向のほうがいいような気もしますね。まぁあまりそのー、そんなに激しくなければ大丈夫なんでしょうけれども。