甘味や苦味など味の好き嫌いを感じることで、顔面の皮膚の血流が変化することを、九州大の林直亨准教授(応用生理学)らの研究チームが突き止め、1日付の米科学誌「プロスワン」電子版に発表した。
意思疎通が困難な筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の好みに応じた食事の提供や、食品開発の官能検査への応用が今後期待できるという。
実験は20〜30代の男女16人が対象。甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の五つの「基本味」の溶液を口に含んだ際、まぶたや鼻など顔の6カ所の部位で起きる血流変化を、レーザー光を
どういう味がお好みかを、自分の意志で伝達できない人から感知することができるようになるかもしれませんね。
美味しいものを食べると顔がほころぶものです、それが血流に影響しているのだとすれば、おいしいものを食べたほうが肌の血行が良くなって美容効果もある?かも?