2006年09月15日

尾鷲市産婦人科問題での、浜口文生委員の答弁内容を公開

市長に更新交渉一任

 尾鷲市議会生活文教常任委員会(与谷公孝委員長)が25日午前開かれ、尾鷲総合病院の産婦人科医師との契約更新について「率直な意見を聞いて最終的な判断をしたい」と意見を求めた。委員から「産婦人科の存続は必要。交渉を見守りたい」と市長に一任の意見が出た一方で、「市長は議会には事前に基本的な考えも示さなかった。4800万円でも他の医師には納得してもらえないむちゃくちゃな高額だ」と強い反対意見も出た。

 市長は21日に開かれた全員協議会で、今月末で1年契約の期限が切れる産婦人科医師(55)との更新交渉について、「医師側は現報酬額の5520万円に月2日の休みを求めており、市が提示した4800万円と休日分の上乗せ分との溝が埋まらないため交渉は難航している」と報告。「議会の意見を踏まえて最終的な判断をしたい」と議会に意見を求めていた。

むちゃな高額やめろ 他の医師不満当然だ

浜口文生委員 市長が提示した4800万円には反対だ。議会でこんな議論をしなければいけないことは不愉快だ。1年前の交渉で議会に相談もなく5520万円を決めたことがボタンの掛け違いだ。他の医師も理解しているとの説明だった。産婦人科医師を除く現在18人の医師の平均給与はどの程度なのか。

湯浅事務長 平均で年収約1500万円。

浜口委員 提示の4800万円は3倍以上だ。他の医師がむくれるのも当たり前であり、市長のやることは後手後手だ。こんなことでは他の医師が三重大に帰ってしまう。もっと早く議会に基本的な考えを示すべきだった。6万3千人の署名は三重大や県に出したもので、市長への要望ではない。4800万円を出すこと自体が話にならない。

 医師がいなければ総力を挙げて探せばよいのに、1年前にそれもしなかった。仮に3千万円で医師を公募すれば大学の助教授クラスが飛んでくるという話もある。風聞として産婦人科医師の開業時の話がいろいろ入ってくる。第一に他の医師が納得できる額が求められるのに話にならない高額だ。

市長 6万3千人の署名は三重大や知事に出したものだが、病院開設者の市長の責任も当然のこと。1年前に私も医師確保に努力してきたし、病院のホームページでも募集したが、自治体病院で給与額は出せない。医師が見つからない状況で、手取額から計算して5520万円で来てくれることになった。産婦人科を残すために判断した。今回は手取額の条件も踏まえた中で4800万円の提示は市として最大限の額。

浜口委員 それは市長の詭弁であり、1億円でも出すはずだ。だから事前に議会に市長の基本的な考えを示すべきだった。自治体病院は給与額を公表できないというが、医師個人の給与は個人情報保護法に抵触するものの、個人情報でない公募額には問題はないはずだ。1年前に医師との間で報酬額を公表しない約束をして話を進めていた。4800万円はむちゃくちゃな額だ。

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 浜口文生委員の答弁を聞いていると、なんかこう。結果論で市長をバッシングするだけで、何の進展もない。じゃあこれからどうするか、ということに動いていかない。

 他の医師からすればそりゃ給料高いのは面白くないでしょう。当たり前です。でもそれだけに見合った仕事をしてるのだから構わないでしょう。おそらくその医師たちも、自分たちが同じことをやれと言われたら断ると思いますが。

 一番現実的なプランを考えなければいけない市民の代表者が、非現実な答弁を繰り返している以上、尾鷲市の産婦人科問題は解決しそうにありません。

 答弁の全文はリンク先をご覧下さい。

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posted by さじ at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学
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